2006年12月09日 (土) | 編集 |
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こんにちは。JOEです。
こちらアメリカではクリスマス商戦真っ只中。クリスマス・ショッピングを楽しむ人を多く見かけるようになりました。
ブラック・フライデー・セールに並ぶ長蛇の列はアメリカのクリスマス商戦の大きな見物ですが、もう一つの見物はクリスマス後にもらったギフトを返品するために返品カウンターに並ぶ長蛇の列です。同じギフトをもらった時や気に入らないギフトをもらった時にはアメリカ人は平気(?)で返品するため、クリスマス後にはこのような光景がアメリカ各地で見られます。ホリデー・ギフト全体の約8.8%が返品されるというから、相当な数のクリスマス・ギフトが返品されていることになります。これに対するリテール側の返品対策もおもしろく、リテール各社はギフトの返品の便宜を図って、ギフトを買うときにギフトをもらう人が返品するためのレシート、“ギフト・レシート”というものお客に渡します。なんとも合理的なアメリカらしい制度ですが、ギフトを送る側にとっては微妙な制度です。


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アメリカの返品制度ですが、日本と比べると格段に寛容です。私がよく買い物をするジェネラル・マーチャンダイザーのTarget(ターゲット)は購入後90日間返品を受けつけますし、大手百貨店のNordstrom(ノードストローム)は無期限&無条件で返品を受けつけてくれるようです。オンラインでも返品は当たり前で返品の便宜をはかって返信用の宛名シールを同封するところも増えてきています。
私たち消費者にとっては素晴らしい制度ですが、アメリカではこのような返品制度を悪用する人が後をたちません。National Retail Federationによると、アメリカのリテール業界が被る損失はホリデー・シーズンだけで返品でなんと35億ドル(3,500億ドル)、年間では96億ドル(9,600億円)にも達するそうです。
最も多い被害は店内で盗んだものを返品するという返品詐欺で、ほとんどのリテーラーがこの手の詐欺被害にあっています。また、“Wardrobing”という被害にあっているリテーラーも数多くいます。この“Wardrobing”とは、例えばパーティー用のドレスを購入し、一回だけ着て返品するというものです。特別な事情で数回しか使用しないと分かっていながら購入し、後で特に問題があるわけでないのに返品するというモラルに反した消費者です。もちろんこれは詐欺ではないのですが、リテーラーにとっては非常に厄介な問題で、こういった返品商品は通常価格では売れませんし、結局激安価格で売りに出すか処分することしか方法がなくなってしまいます。
アメリカの返品制度はリテーラーにとっては頭の痛い問題です。もっと厳しくすればいいんじゃないかという声も聞こえてきそうですが、リテーラーの返品制度を重要視する優良顧客も多く、これらのお客のことを考えるとなかなか制度の変更は難しいようです。
Joe
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【Quote of the Day(今日のいい言葉)】
Just because something doesn't do what you planned it to do
doesn't mean it's useless.
作ったものが計画通りに機能しないからといって、
それが無駄とは限らない。
:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:

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ブラック・フライデー・セールに並ぶ長蛇の列はアメリカのクリスマス商戦の大きな見物ですが、もう一つの見物はクリスマス後にもらったギフトを返品するために返品カウンターに並ぶ長蛇の列です。同じギフトをもらった時や気に入らないギフトをもらった時にはアメリカ人は平気(?)で返品するため、クリスマス後にはこのような光景がアメリカ各地で見られます。ホリデー・ギフト全体の約8.8%が返品されるというから、相当な数のクリスマス・ギフトが返品されていることになります。これに対するリテール側の返品対策もおもしろく、リテール各社はギフトの返品の便宜を図って、ギフトを買うときにギフトをもらう人が返品するためのレシート、“ギフト・レシート”というものお客に渡します。なんとも合理的なアメリカらしい制度ですが、ギフトを送る側にとっては微妙な制度です。


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アメリカの返品制度ですが、日本と比べると格段に寛容です。私がよく買い物をするジェネラル・マーチャンダイザーのTarget(ターゲット)は購入後90日間返品を受けつけますし、大手百貨店のNordstrom(ノードストローム)は無期限&無条件で返品を受けつけてくれるようです。オンラインでも返品は当たり前で返品の便宜をはかって返信用の宛名シールを同封するところも増えてきています。
私たち消費者にとっては素晴らしい制度ですが、アメリカではこのような返品制度を悪用する人が後をたちません。National Retail Federationによると、アメリカのリテール業界が被る損失はホリデー・シーズンだけで返品でなんと35億ドル(3,500億ドル)、年間では96億ドル(9,600億円)にも達するそうです。
最も多い被害は店内で盗んだものを返品するという返品詐欺で、ほとんどのリテーラーがこの手の詐欺被害にあっています。また、“Wardrobing”という被害にあっているリテーラーも数多くいます。この“Wardrobing”とは、例えばパーティー用のドレスを購入し、一回だけ着て返品するというものです。特別な事情で数回しか使用しないと分かっていながら購入し、後で特に問題があるわけでないのに返品するというモラルに反した消費者です。もちろんこれは詐欺ではないのですが、リテーラーにとっては非常に厄介な問題で、こういった返品商品は通常価格では売れませんし、結局激安価格で売りに出すか処分することしか方法がなくなってしまいます。
アメリカの返品制度はリテーラーにとっては頭の痛い問題です。もっと厳しくすればいいんじゃないかという声も聞こえてきそうですが、リテーラーの返品制度を重要視する優良顧客も多く、これらのお客のことを考えるとなかなか制度の変更は難しいようです。
Joe
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この記事へのコメント
お国が違えば、習慣、モラルまで違いますね。
生まれてきた赤ちゃんが社会に出て、こんな風景を先に見れば当然これが道徳と思うでしょうね。
例え日本人でも。。
応援クリック押しましたよ。
生まれてきた赤ちゃんが社会に出て、こんな風景を先に見れば当然これが道徳と思うでしょうね。
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2006/12/11(月) 09:00:18 | | #[ 編集]
コメント有難うございます。
確かにその国の人にとっての当たり前が、他の国では信じられないということも多々ありますよね。こちらにいますとそのような場面に出くわす機会が多いように思います。
確かにその国の人にとっての当たり前が、他の国では信じられないということも多々ありますよね。こちらにいますとそのような場面に出くわす機会が多いように思います。
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