行け行け!LAビジネスウォッチャーズ 日米を股にかけ活躍するU.S.Bizダイレクトがお届けする米国ビジネスの最前線ブログ。アメリカの最新ビジネストレンドやエキサイティングなアメリカン・ライフスタイルに関する話題が満載!TVや新聞では伝わらないビジネスヒントやアイデアをお届けします。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


--/--/-- --:-- | スポンサー広告 | | Top▲ ブックマークに追加する
親心のツボをつくビジネス
2006年09月15日 (金) | 編集 |
最近、日本で話題になっている「6ポケッツ」。子供をターゲットにした商品やサービスなのだが、実は、両親、そして祖父母と、6つのお財布からの収益を狙ったマーケティング・モデルのことである。

先日、ある読者の方から、、アメリカでの「6ポケッツ」市場状況に関する質問を頂いた。

今回はそのことについて触れてみたい。

banner_02.gif
人気blogランキングの応援クリックお願いします。


アメリカでも、少子化が進む中、本来は子供をターゲットとしているとは思えないような高額な商品やサービスが売れ、子供を対象としたラグジュアリー市場が、高利潤な「6ポケッツ」市場としてマーケターの注目を浴びるようになっている。

walmart


「娘がいる人なら、一度は行ってみるべきお店よ。行ったら最後、150ドルくらいは簡単にとんじゃうけど、それだけの価値はあるわ。なんてったって、他では味わえない体験だから!」

最近、娘のクラスメートのお母さんと世間話をしている時に、彼女が興奮気味に話していた。娘がいる母親なら、“マスト(必見)”であるその店とは、American Girl Placeのことだ。American Girl Placeとは、主にトゥイーン層(8歳から12歳)の女の子を対象にし、教育とエンターテイメントを巧みに融合したコンセプトで人形やそれに関連する各種アクセサリー、本などを販売しているお店だ。

walmart


もともとカタログ通販だけでやっていたのを、1998年に“バービー”で有名なマッテル社が買収し、物販ではなく、むしろ“エクスペリエンス”の提供に焦点をおいた店舗を展開し始めた。つい最近までシカゴとニューヨークにしかお店がなかったが、今年の4月に今ロサンゼルスで最もホットなライフスタイル・センターとして知られるThe Groveに新たに出店し、ちょっとしたセンセーションを巻き起こしているというわけだ。

American Girl Placeは、“店舗”より、“テーマ・パーク”と呼ぶにふさわしい。顧客が来店し店を去るまでの平均時間はなんと4時間。店内には、お気に入りの人形といっしょに食事ができるカフェがあり、劇場がある。気分のすぐれない人形はドクターに見てもらえるし、ヘアサロンでおめかしすることもできる。そして、楽しい一日の締めくくりには、写真館に行って記念撮影を。これら諸々のアトラクションにしっかりと値札がついており、親子ふたりでフル・コースの一日を過ごした暁には、ランチ(40ドル)、劇場(60ドル)、ヘアサロン(10-20ドル)、記念写真(8.95-29.95ドル)など、100ドルなんてあっという間に使ってしまう。

walmart


店舗における演出もさることながら、American Girl Placeの“プロダクト”の特殊性は、アメリカの歴史に根ざした“ストーリー”とキャラクターが密接に結びついていることだ。例えば、“Kaya”というキャラクターは、1700年代後半のアメリカに生きる先住民の少女である。Kayaのライフ・ストーリーは、American Girl Place自らが出版する6冊のシリーズを通して語られる。ちなみに、人形本体と本(第一巻のみ)のセットは87ドルと、決して安くはない。

walmart


American Girl Placeの人形たちは、逆境にも明るく果敢に立ち向かい、力強く生き抜いていく模範的キャラクターである。誰でも、自分の子供には強く、正しく、幸せな人間に育って欲しいと願っている。American Girl Placeはそんな親(そして祖父母)心のツボを実にうまく突くビジネスなのだ。「ためになる玩具だから、いいよね」と、親バカな我々は、ついつい財布の紐をゆるめてしまうのである。

ところで、うちの娘は、私の嗜好に似たのか人形にはまったく興味がない。今日も賑わうAmerican Girl Placeの店頭を尻目に、ほっと胸を撫で下ろす私なのであった。



とげとげ

:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:
【Quote of the Day(今日のいい言葉)】
You cannot teach a man anything.;
you can only help him to find it for himself..

「人を教える」ことはできない。
「答えを自ら見つける」ように導くことができるだけだ。
:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:

banner_02.gif
↑ 「行け行け!LAビジネスウォッチャーズ」の気になる順位は?
人気blogランキングの応援クリックお願いします。



blogsign1.gif
関連記事

コメント
この記事へのコメント
古波蔵さま
コメントありがとうございます。

親バカな自分を考えてみても、キッズビジネスには今後計り知れぬ好機があるのではと私も思います。

キッズビジネスの難しさは、「親心のツボ」と、「キッズのテイスト」を両天秤にかけることかもしれませんね。American Girl Placeの成功は、そのへんを実にバランスよくやりのけているところにあるのかもと思います。
2006/09/16(土) 07:12:28 | URL | LAビジネスウォッチャーズ #eu8NJOOo[ 編集]
日本でも・・
日本でも少子化問題は深刻です。それに伴い、親が子供にかける養育費がだんだん上がってきているそうです!
ですから、日本でも「親心のつぼをつくビジネス」をしたら凄く当たるような気がします!(^^)
2006/09/16(土) 04:29:30 | URL | 古波蔵 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
探していました。フラメンコバービー!!何気にバタデコーラの衣装なんです。・【萬物相】メード・イン・チャイナ・ラプンツェル~魔法の絵ふでの物語~・[乙女ワンピ]色違いを買ってみた・ 優雅に、よりしなやかに・ 親心のツボをつくビジネス・【0925】プラハ その4・A
2007/07/23(月) 08:24:53 | バービーの感動
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。